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――呼吸が大事ということはわかりますが、人間はどうして呼吸するのでしょうか?
私たち人間にとって第一のエネルギー源は食べ物です。食べたものが消化され栄養源となって身体中の細胞に届けられたとき、それが酸素によって酸化されエネルギーになるのです。その過程で二酸化炭素が排出されます。酸素を肺から運び込み、二酸化炭素を肺まで運び出す役割を持つのが血液。そして、肺は「呼吸」という作業を行って酸素を外から取り入れ血液に渡し、二酸化炭素を血液から受け取り体外に出すのです。血液は心臓というポンプで全身くまなく送られます。人間は、体内のすみずみの細胞まで、休みなく酸素を送り続けなければ生きていけません。
肺は左右2個ありますが、中はとても小さな部屋(肺胞)に分かれていて、肺胞1つは約100〜200ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)という微細な粒です。よく「ぶどうの房のような」とたとえられますね。気道はのどから23回も枝分かれしていき、ぶどうの房のような小さな肺胞へと空気を送り込んでいます。 |