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リハビリテーションが医学の中に位置づけられて理学療法が普及し始めたのは、約50年ほど前の戦後のことで、戦争で傷ついた兵士の治療、急速に進む高齢化、1950年代に起こった小児麻痺の流行などが背景にありました。
――電気刺激が有効だということも、そのころ発見されたのですか?
いえいえ、それはずい分昔、ローマ時代には発見されていたのですよ。しびれエイなどが頭痛や通風の治療に使われ、電気を発する生物が身体にいいという「経験的な効果」は知られていました。しかし当時はそれが「電気」であることもわかっていませんでしたし、電気を起こす方法も知りませんでしたから、その恩恵にあずかる人は限られていたと思います。
中学か高校の理科の授業で、カエルの足の筋肉に電流を流すとピクピク動くという実験をしたことはありませんか? このように神経からの伝達が微弱な電流によって行われ、それにより筋肉が収縮していることが、18世紀末にイタリアの物理学者ガルバニによって発見されました。
――そういえば、心電図や脳波も電気の量や流れを測定したものですね。
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