――目って「小さなカメラ」なんだそうですね。
そうですよ。わずか直径2.5cmほどの球体に、光を取り入れるレンズ(角膜と水晶体)や絞り(虹彩)、フィルム(網膜)などが入っていて、視神経を介して脳の視覚野に送られて「現像」されるのです。そのどの部分に異常をきたしても「見ること」に障害が出てしまいます。目はいわば大変精密な光学機器のようなものです。
――健康なときは「視力」ぐらいしか気にならないのですが、目の疾病ってどのようなものがあるのですか?
視力を測ると「近視」や「遠視」などがわかりますね。これも「屈折異常」という疾病のひとつです。その他に部位としては、「ものもらい」などのまぶたや涙腺の疾病、結膜炎などの結膜の疾病をはじめ、角膜、水晶体、ぶどう膜、網膜・硝子体、視神経などの疾病があります。眼科の医療機器は、これらの疾病を発見し、状態を調べ、治療を行うための機器です。 |